休日の終わりに/
番田
たことを思い出していた。何かを求めていた。そして、でも、探しているような気がしていた。どこか薄汚れたような、それでいて明るい街の中、小雨が降っていたのかもしれない、あの、人が溢れていた表通りで。MOMAの列に並びながら、西海岸から来たという人の話に耳を傾けていた。僕はそして何も考えていなかった…僕は昨今の戦争には反対だ。いつの世においても戦争は何も生み出しはしないだろう。最近は、そんなことを考えている。
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