ゆうぐれのすきま/かぜきり
 
ごうれいをまつ鳥のむれ
いえじをいそぐくるまの列

あかにてんじたそらの端
ぽつんとひかるよくみる星

あせのにじんだ手のひらを
くれないいろのひかりに透かして

すこしだけ夕ぐれにどうかしてみる

意しきのなみがおしよせて
けんそうとともに溢れだす

かえすなみが連れてくるのは

ざわざわとしたゆう焼けの

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