詩の日めくり 二〇二〇年十三月一日─三十一日/田中宏輔
 



 髪の毛を自分で刈って丸坊主にしだしたのは、40代に入ったばかりのころだったろうか。それから20年くらい、散髪代はただだ。


二〇二〇年十三月二十九日 「ハセガワ」


 下鴨や北山に住んでいたころ、北大路橋の西側にあった「ハセガワ」というレストランによく行った。おいしかったからだ。日替わりランチが700円くらいだった。


二〇二〇年十三月三十日 「茶花」


 名前を忘れちゃったけど、あ、「茶花」かな、そういう名前のお好み焼き屋さんが下鴨通りにあって、そこにもよく行ったなあ。


二〇二〇年十三月三十一日 「ぼくはワケワカメだった。」


 
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