日曜日/
soft_machine
日曜日
風の中の木が
やわらかい
小枝をゆらし
ぬれた瓦が不意に
ひかりを受けとめ軋む
なつかしい香りの中で
きみの瞳と
なみだが溶けあう
白くてつめたい
頬笑のために
静かに消える
こまかな泡が
集まる円を描き
色をます藍
指のすき間から
また訪れた夜
明日は
ピンボールもお休み
ぐっすりと
ねむる
神さまのため
星をかぞえる天使たち
渡り鳥と羽根をととのえ
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