朝/鷲田
爽快な朝を現実の朝が乗り越えて
朝に何時も追いかけられる
昔からの知り合いがとんでも無いことをしだすこともあれば
仕事の積み残しがかなり溜まっていたりすることもある
これから迎える将来に待つ困難さを改めて問いただすのも朝だし
何よりも朝を迎える、時の流れが
瞬間的にとてつもなく速い
その風速はまだ半分寝ている僕の脳にガツンと衝撃を食らわす
太陽と挨拶を交わさないと
僕等は目覚めることが出来ないのかも知れない
そう言えば、この部屋の窓は設置されている角度的に
朝日の光が差し込まない
僕等は忘れていないのだろう
縄文からの習性を
どれだけモノが発展しようが
僕等は地球
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