そーなんしんずくらいんで帰るね/万願寺
 
「私まだ褒められてない」悔し笑いソーダ色の朝世界間に合わず

冷凍庫 プリンは普通そこじゃない私が生まれたきいろい凍土

少女余生一人で処女路踏みしめてひきずってゆく白いドレスを

日本語が美しすぎるのが悪いみながこの街出てゆかないのは

頭痛など考えたこともない人の存在を願うあなたを愛す

東京へゆかむ若きよいざ東京へ そーなんしんずくらいんで帰るね
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