湖/鷲田
 
湖の蒼さがあなたの個性に反射する
羨望の眼差しは
自らの心にポッカリと空いた隙間に
セメントを流し込む
「答えはまだ無い」
荒れた呼吸の中
社会に固執する義務が漂う

やがて君が歩む際の
一歩一歩の歩幅は
空に浮遊して、水滴に還元される
正直だった約束
風に吹かれて南の彼方

舞い上がる言葉は
簡単には見つめられない一片の景色
「死」までの時間を
ただ数えている虚無な日々
それは真実だけど残念な・・・その視点はやはり残念な・・・

何故なら、文字に溢れた真実の理屈は
躍動的に生きる真理を語り得ないから
やはり、実感というのは何時も熱量で
それを聞いて皆
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