自由律俳句 2022.03.24(木)/田中恭平
 
坐してあおぞらを頭中におさめ

じっと見つめる、鏡がこわい

顔洗いあげてさっぱりしたここち

やっぱり長くゆったりだなぁと歩をすすめる


ここちよい疲れに温水あびせている

すべては無に帰する、お月さまぽっかり

夕飯待つあいだ、うたた寝、春ですね

令和一年を今反省する、免許証眺めつつ

さびしくとも老いてゆく春よ

日記書くことやめてすっきりした

 
戻る   Point(1)