彼方という天稟/あらい
 

      ←嫌いなものにいちいち関わることがいちから間違ってるわけで
だくだくと恩愛を賄い、人的脳上に火を熾し 病的な正解で外皮を当然とする
         ←互いに目を瞑るしかないっていうのはあるんじゃないか

    不老不死の毒薬をこの手でまわしこみ、シーシャで吸引する、
      (圧倒的劣情を。しらぬふりにいいつけたらしい)
   どうやらコトバはぜんまいを吐き、呪いに組み込まれてしまった

「家計をやりくりしている?」
           人であることは確かで、地上に住んでることは一緒で
     (そこにはだれもいませんから)下世話にある、
酒を
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