自由律俳句 2022.03.17(木) 夕べ/田中恭平
 

春風うごかす春の水を

あかるい午後五時を眺めぬく

また煙草やめようとする、深く喫う

神々も春か、私にとおくか 近くか

妻が荒れてじっとお茶を飲んでいます

駄目になりそうな心立たせておく

くすり服してぼうとしてきてそんな毎日

こころが麻痺しているのか かわづざくら

今日も無となりおやすみなさい


 
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