ラブソングよ、永遠鳴れ。/津煙保存
 
かれていくんだ。

この感情は変わらず迷彩の森をかたちづくり、
そしてさまよいながらも月の光をめざしていく、
僕たちは僕たちをとらえることができるかな。

 ラブソングよ永遠鳴れ、
 そうさ、永遠鳴れよラブソング、
 鼓動の高鳴りのままに弦を張り踵を踏み鳴らせ、
 愚かなるも生命のかたちして、
 惑う一瞬の雨の奔り、星を喰らい星を撃ち、
 光
    闇
       溶け込み、 飛び越えていくだけ、 タマシイ

      真実はどこにある?   


 僕は知っている。
霞のかかるこの街にも新しい季節は訪れて、
雲雀は天高く羽ばたいて歌うように宣言するよ。


      きみはどこにいる、







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