詩の日めくり 二〇一九年五月一日─三十一日/田中宏輔
いまも、ムヒカ=ライネスの短篇『吸血鬼』を読んでいたのだが、これから日知庵に飲みに行くためにお風呂に入る。『吸血鬼』途中でほっぽりだす形になるけれど、帰ってきたら、つづきを読むつもりだ。怪奇もので、こんなに笑ったのははじめてではないだろうか。作者が笑わせるつもりだったのは確実だ。
二〇一九年五月十日 「ムヒカ=ライネス」
日知庵から帰ってきて、ムヒカ=ライネスの短篇『吸血鬼』のつづきを読んだけど、まったくおもしろくなかった。こんなことって、あるんやね。前半、あれほど笑かしてくれたのに、後半、まったくおもしろくない、なんて。なんてことだ。
二〇一九年五月十一
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