コロナ詩人/zenyama太郎
 
コロナ詩人は
今日も三密を避けて
自室で独り言を書いている
夜は早く寝て
朝はゆっくり起きて
まるで冬眠に入ろうかとしているようだ
コロナがおさまるまでは
できるだけ寝て過ごそうという作戦である
今コロナでコロリというわけにはいかない
見送りがないのは寂しすぎる
もう一度満開の桜のもとで
飲めや歌えやの大宴会をやって
旅立ちたい!
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