別に明るい意味では使っていない未来から射す光に向かって進んで涅槃/ゼッケン
 
おれは、あんたがたもきっとそうにちがいないが、
おれたちは世界を体験させられている
それを強制というのかどうか知らないが、すくなくともおれは
おれがどうしたいかなんて尋ねられていないはずだ
拒絶する機会を与えないやり方だ、巧妙に、いつのまにか
始まっている、それがいままで何回あったのか、さえ
数えることができない、ような
おれには想像もできないやり方だ
ほら、お得意の愚痴が始まったといま、思ったね?
なら、聞いてくれ、おれの愚痴は無力だが、あんたがただって無関係じゃない
世界を見ているのはおれだが、
おれをおれと呼ぶおれまでが、
その映像を見る必要があるだろうか?
分かる
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