日記 2022.02.04(金)/田中恭平
頭の悪い私はそんな肉体労働しかできないのであった。
昔、識字障害を抱えている同年代の男性と会ったことがあるが、彼は、文字が読めないというだけで、肉体労働者になっていた。ガタイのいい体と、やさしい顔つきがアンバランスであったな。と、さいきん、ふと昔を思い出すことが多い。そういうとしまわり?なんだろう。三十五歳からは、リスタートだな。そのときまでには、今よりちょっと、時給が上がっていればいいな。
午後は出荷作業。企業秘密の理由な為にこれはサクッと終わり、また倉庫内で肉体労働。頭ぶっとぶかと思うほどフラフラしたし、ふと、内臓に経路がつながっている、ふくらはぎの疲労度の大きさに不安にもなりなが
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