自由律俳句 2022.02.03(木)#02/田中恭平
 

妻に布団をとられてしまった

妻がまた炬燵でみのむししている

ハムスターのように口に物つめこんで、妻よ

意味のない音楽を捜して透明な朝

曇天 こころに黒い旗を立てた

朝の準備を済ませ、通勤もちいさな旅で

 

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