自由律俳句 2022.01.25(火)/田中恭平
 

曇天の懐かしい朝であるなぁ

妻怒るとしてかわいらしい

虚子の句を読み眼前のもの皆詩のたね

ため息のなかに沈みこんでゆく

古い歌を口ずさみ懐かしい島

暖房効いている 眠たくなってくる

落ち着いて落ち着いて 腹式呼吸する

さびしみ抱えつつ仕事に行ってきます

駄句書いてやっと安定できる


 
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