自由律俳句 2022.01.13(木) お昼/田中恭平
 

息ひそめて妻の朗読聞いている

青空のした原因不明の病と歩いていた

言葉少なくなってゆくさびしみ

日向ぼっこする 自分を小さくする

雑なリビングを掃除したくなった

無気力さんになって駄目だ、と煙草喫う

甘いなにか、を飲む

陽が救いの、救われている

おにぎり食べても元気が出ない

昼のおしごと完了しました、陽のひかり

 

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