一年の計/田中恭平
本は、そもそも不要なのであった。
生きづらさの解消、という課題にはサルトルの「存在と無」全三巻があればこと足りる。
〇日記を書く
これは、自由律俳句を日に十句や、ツイッターでこと足りるかも知れないが、ポジティブなことを書いていこうと考えている。日記も文学だと考えると億劫になってしまう。事実のふりかえり、ができればそれでいい。
〇妻を愛すること
子細、省く。
〇お金を愛すること
お金に魂を売る、という言葉があるが、そうなってしまった人を沢山みてきた。
しかしそうなると、お金がすべて、人生そんなもん、という一種虚無主義に近いものに陥る。
私は人生
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