雲馬/soft_machine
 
月をぱりんと踏みしめ
空のあおいうたを
たてがみに聴いて
完全な白馬が
ビルをとびこえる

いま空にちりながら
ひとみの中で
背中をゆるした少年が
ひとり、待っている
あの弓のむこうへ


戻る   Point(1)