自由律俳句「食べられる退屈」(140)/遊羽
 
 旅立ちの晩白い花一斉に咲く

 何を吸い込み綿は湿る

 葛切って箸立ての割り箸なくなる

 少年美しく床の間から降りる

 黄砂の頃韓国が懐かしくなる

戻る   Point(0)