自由律俳句「食べられる退屈」(132)/遊羽
 
 雷雨の中頭に避雷針立てゝ歩くが如く

 勢い止まらず足跡もころゝころ

 屋根瓦揃って満月に輝いている

 カンテラ探し夜も更けゆく早く寝よう

 味のあるチンピラ作る食えぬキンピラ

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