肉体的世界/
ナンモナイデス
未完了のまま死んでゆく自分にとって、
異性との恋はあたたかく感じるだけである。
どうせ愛まで昇華したところで、
いたるところ矛盾だらけの慣習がはびこる
この世界内では、うつくしく成就はしないのである。
みつめるがいい・ほろびゆくだけの肉体を…
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