自由律俳句「食べられる退屈」(107)/遊羽
 
 意固地になり夜が明ける

 周りに笑われ東へ西へ

 枯れすゝき行き場なく春迎え

 夏の潮風の中 檸檬に恋する

 子猫揺りかごに乗せ夕餉待つ

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