自由律俳句「食べられる退屈」(105)/遊羽
 
 かわいそうな大寒の日差し手で掬う

 締め出しを食った日指折り数え

 死なゝいがする事もない

 定量の飯すべて夕に食べる

 これこそはと目を覚ましてみた

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