古稀の散歩道/zenyama太郎
僕は毎日散歩している
2リットルぐらいの水が3本入ったリュックを
背負って杖をつきながら
一日1,2回小一時間ずつ散歩している
道々声をかけながら散歩している
はじめは一人暮らしのおばあちゃん
いつもテレビを見ながら暮らしている
声をかけると
ありがとう!また声をかけてね
と必ずいう
次は野良猫たち
野良猫を飼っている家の前に来ると
かわいい子猫たちがいる
やさしく声かけするが
なかなか体を触らせてくれない
ここ数年のうちに飼い主がいる時に
2回ぐらい触らせてくれた
飼い主のおばあちゃんも男嫌いなのかもしれない
3番目は子牛たち
三頭いる
こちらは体を触らせ
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