時価一千万円を超えるカメラを持ち歩く人/st
私がライカの新品を購入して
撮影に出かける時
いつも感じていたのは
もし落としたり何かにぶつけたら
大変だなぁという事だ
すべてのものを保険に入れるのも
うっとおしいし
かといって何かあったらと
撮影していても
ふと
そんな思いにかられたものだ
当時60万円くらいのカメラでも
そんな心配をしていたのが
バカのように思える人がいる
なんと時価一千万円を超えるカメラを
撮影に持ち歩く人がいるのだ
ライカM3ブラックペイントが時価880万円で
つけている35mmレンズが時価200万円の
合計時価1080万円のカメラだ
こんなものに保険を付けたくても
そんなものを受ける保険会社はないだろう
落としたりぶつけたりしたら
その価値は大幅に下がる
部屋の中に飾っておけばよいのに
太っ腹の人がいるものだと
小心者の私はいつも感心している
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