自由律俳句「食べられる退屈」(40)/遊羽
 
 侘しさ連れて暴走族やって来る

 故郷の秘密基地見つけられず

 失敗してまた作り直す

 名前も知らぬ親子が懐かしい

 あの頃の夜はもっと健全だった

戻る   Point(2)