自由律俳句「食べられる退屈」(32)/遊羽
 
 廃駅に来ない列車を待つ時刻表

 無駄に積もった手紙に埋もれ

 闇雲に作れば良いというものでもない

 越えられない鉄橋の向こうから声

 楽して恥をかく

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