自由律俳句「食べられる退屈」(30)/遊羽
 
 お茶の葉が開くまで

 2月の空に白い言葉淀む

 ピアノとは仲良くなれなかった

 彩る花なき植木鉢横たわる

 音楽も眠る深い夜

戻る   Point(3)