詩の日めくり 二〇一六年七月一日─三十一日/田中宏輔
 
』と同じ構造だが、膨大な量のノートになると思う。『全行引用による自伝詩』の本文で、8月に文学極道に投稿したあと、その注解ノートを何か月か、場合によっては、一年くらいかけて書こうと思う。さっき冒頭の3行ほどの引用について考えた部分だけで、数ページ分くらい思いついていたので、どこでやめるか、あるいは、やめないか、自分自身にいたずらを仕掛けるような感じで書こうと思う。ぼく自体はからっぽな人間なのに、書くことはたくさんある。どしてかな。


二〇一六年七月二十五日 「いままでみた景色のなかで、いちばんきれいなものはなに?」


 きょうは、ずっと横になって音楽を聴いてた。これから大谷良太くんと
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