自由律俳句「食べられる退屈」(22)/遊羽
 
 これからなのに川の底

 写真にまでチューかよ

 道ばたで拾った財布の行き先を案じる

 自分なき後の世界は明るいはず

 もう少しだけ夜更したくなる午前五時

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