自由律俳句「食べられる退屈」(7)/遊羽
 
 プラネタリウムでブラックホールを探す

 懐かしい歌から逃げおゝせる

 過去の退屈は今の郷愁

 体育館の声に耳そばだてゝ

 夕立とあの雲の行方を誰が知ろう

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