自由律俳句「食べられる退屈」(6)/遊羽
 
 シムシティの原発でさえメルトダウンする

 雪は降れどもいそいそ出かける

 夕焼けの鐘もう帰ろうと呼んでいる

 元気な街の駅へバスで行く

 雨に触れ雨だれに触れ

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