太陽がまぶしくてさ/
こたきひろし
さびしくはなくて
かなしくもない
部屋を出て街を歩いた
コンビニ迄の道
太陽がまぶしくてさ
日陰では立ち止まってしまった
もし
極限迄に喉が渇いてしまったら
水の匂い嗅ぎ分けられるかもなんて
思ってしまった
また歩き出したら
高速道路に掛かる橋の上歩いていた
立ち止まって下覗いたら
落ちてしまいそうで
怖くなったから
また歩きだした
歩きながら
空見上げたら
太陽がまぶしくて
まぶしくて
まぶしくて
まぶしくて
眩しかったんだよ
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