記憶のふるさと/st
る
細胞たちがある期間は
前回の感染の記憶を
維持できる事を利用している
そもそも免疫ということ自体が
驚くべきものであるが
これは異物を識別する
細胞記憶とも関係している
細胞記憶とは
各器官・組織へと分化した細胞たちの
自分がそのどの部分なのかの記憶で
細胞の1つ1つが異なる記憶を持つ
これは先天的で永続的なものである
他方
免疫記憶の記憶細胞たちの
前回の感染の記憶は
後天的で一時的なものとなる
細胞たちも記憶するのだ
(遺伝子への旅)
さらに細かくなって
DNAやRNAにも記憶があるようだ
プラナリアという日
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