詩の良いところについて/道草次郎
許されているのですから、それは、きっととても素敵なことです。
例えば、青い花が咲いていたら青い花の詩を、絵を見たら絵の詩だって書いていいのです。もちろん、好きな音楽や感動した体験も詩にできます。
それと、詩の良いところは余白です。余白は、気持ちをほぐしてくれます。こころがもつれている時などは、なんだか、優しく手を引いてくれるような気がします。
誰かに評価されるとかされないとか、そんな事は、詩のあることのすばらしさの前ではまるで霞んでしまいます。
自分はそのように詩のことを好きでいると思います、たぶん、これからもずっと。
はて、この言葉はだれにむかって話し始められたのか
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