音楽へのオマージュ(一部改訂・付け足し)/道草次郎
り得るということの
つかの間の証
どことなく
火に近い円みを帯びながら
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epilogue「時間と扉絵」
オリオン座模様の扉絵から
ウンガレッティが
飛び出す。
練りかけの句を見て
彼は、こう言う。
「線香花火の
ような詩ですね
それは。
きれいだ、」
十年の時を超え、
貝殻に忍び込んだのは。
どんな 鳥だ?
※森のザネリ名義で過去に現フォに投稿した詩の改訂バージョン
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