詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─三十一日/田中宏輔
 
まで読まずに本棚に置いておりました
きのうは土曜日でしたので
1気に読もうと思って手にとりました
面白いので、集中して読めたのですが
途中、本文の3分の2ぐらいのところで
タバコの葉が埃の塊とともに挟まっていて
おそらくはまだ火をつけていないタバコのさきから
縦1ミリ横3ミリの長方形に刻まれた葉がいくつかこぼれ落ちたのでしょう
タバコの脂がしみて、きれいな紙をだいなしにしておりました
それが挟まれた2ページはもちろん
その前後のページも損傷しておりました
すると、とたんに読む気がうせてしまいました
まあ、結局、寝る前に、最後まで読みましたが
昨年の暮れに買いましたものでし
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