だから夜露詩句越境推薦/津煙保存
 
す。足場が島になれ、一足を山として、と。私を支える、私が歩き生きていく大地への弛まない、揺るぎなき生へ捧げられることば、信仰の激白。
振り返れば土台となるものを肥やすためのものであったかと。そうした縁、時のめぐりが訪れた爆発的な感情、瞬くような一瞬の心の気づきが表現されているように思います。一人の自立した人間へと真に成長をする。新たな一歩を踏み出していく。
   

「誰が今死ぬものと知るだろう 今まさにやるべき事をなせ」


 なぜでしょう。自分の死は認識が不可能なようです。
 生とは。命とは。
 

日差しよ当たれ 霧雨よ降れ
{引用=歩むのだけは心の
[次のページ]
戻る   Point(1)