滓図書館/道草次郎
 
し、エマソンもよんだし、もちろんホイットマンもよんだ。それから、県立図書館の思想史のコーナーの端から端までよみくさった。そんな俺をどうおもう?死にやがれとおもうか?そうおもうなら、おれはあんたらとこれからたたかうだろう。そういう闘いをそれらの書籍は推奨していたし、また別のもっと陰惨な棚にはそれらの闘いを記した年代記もあった。俺とあんたらの闘いは俺の呪わしい図書館の新しい幕開けだよ。親愛なる友。」

俺はあの時からかわらない
俺は相手取って、自分もまわりもずた袋につめて歴史と戦争を疾走していくのがすきだ

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