太陽はこんな俺も照らす/TAT
 
エレベーターで下の階に下ろしておくように言いつけられて、「いや。わざわざエレベーターまで行かなくても、そこにスロープあるからそれで下りればいいじゃん」と思って普通にスロープで下りたら、一人ハリウッド映画みたいになって死にかけた事もある。だが、それらのエピソードをも遥かに凌ぐレベルの過ちを、その後、俺は犯すことになる。二十三歳の秋に。今思い出しても叫び出したくなるような「そらそやろ。考えたら分かるやろ!先に気付けや!」なエピソードな訳だが、書いてる内に結構ボリューミーになって来たので二回に分けますね。別に引っ張る気は無かったんですが、すいません。次回「俺、モザイクキラーを手に入れるの巻」に続きます。
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