げんじついま、こんな具合である/道草次郎
ッカー移動のうきめ
その話をきき
また、あさから病む
金
さえあれば
ぼくは死にたいと人に向かっていうことが
どれだけ悪いことか分かっているのかと
もう何度目か母から言われ
もう何度目か死にたいともとつまからいわれ
ほんとうにきたいない人間として
ここに
生存
している
いまはローソンの駐車場
3人の女が世間話をしている真ん前で
この詩をかいて目を合わせない
でいる
空気がすこし落ち着いてきた
冬の対価は
このようなものか
今朝見た夢は
ものすごい勢いで人を怒鳴っている夢
最近そういう夢をみる
そして
げんじつのぼくはよく笑う
めをつむり
沈んでゆくぶったいは
それは
新聞に書かれていた社会面
ぼくはぼくのつみを
わすれている
ほんとうの地獄のことをかんがえすぎて
大局を損じる
戻る 編 削 Point(2)