146号編集後記/たま
 
実に
恥ずかしいというか、阿呆なことをしたと反省するしかありません。そ
れで、しばらく落ち込んでいたのですが、意外なところに救世主が隠れ
ていたのです。
 それはスマホの音声でした。最近の私はずいぶん耳が遠く、ケイタイ
の声がほとんど聴こえなくて、一月前に補聴器を購入したばかりでした。
補聴器は片耳で十万円もしますが、それでも一番安価なものです。それ
でケイタイの声も少しは聴き取りやすくなったと、安堵していた矢先に
スマホを購入したのですが、なんと、スマホだったら補聴器がなくても、
実によく聴こえるのです。
 私はようやく気づくことになります。長年愛用したガラケーが劣化し

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