さよなら、どうせだしね。/月夜乃海花
 
。」
2
「もし、これを春香が読んでくれていたのなら、僕は大きな間違いをしてしまったのだと思う。僕はずっと人を愛せるかわからなかった。春香は初めて、僕の好みを否定せずににこにこと微笑んでくれた。あの日、春香が水族館に行きたいと行って無理やり連れて行かれたような形になったけれど、行ってよかったと思う。イルカを見ている時、涙を流しているのを見て春香も僕も孤独なもの同士だと思ったんだ。だから、愛しあえると思った。本当にごめんなさい。僕は居なくなるけどどうか、幸せになって欲しい。」

1と2のメモを読み終わる。笑いながら破り捨てる。
違う。違う。違う違う違う違う違う違う違う違う違う!

3つ
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