『冬の星座』のために/道草次郎
 
「アルタイル(ひこ星)」

めをつむると
いたって
砂さばくです

ずっと
ふたはあけた儘(まゝ)

眼には
さぼてんの花

如何(いかん)
せん
いかん
せん

両の手で
ひらひらの膨らみつくり
そっと
屋根だよ


(めいもく)

さばくに一縷の水脈
たより
たぐりて
且つ
まさぐられ

ひこ星の一商隊(キャラバン)
です










?『プレアデス星団後記』

オリオン舞いたち/スバルはさざめく/無窮をゆびさす/北斗の針と


『冬の星座』の詞はいい。こん
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