ハイウェイ、それを孤独と呼ぶのだな/
カマキリ
夜のはじまりからおわりまで
景色がどんどん加速する
置き去りだって標識は言うけれど
止まってしまったらどうなるか分からないんだ
地面を擦る音ももう聞こえない
光の線と対になってしまったようだ
フロントガラスにぴったりと張り付いた
払っても拭えぬあの月の位置の事
ハイウェイ、それを孤独と呼ぶのだな
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