償い/無限上昇のカノン
 
1人ぼっち
そんな孤独を抱える夜
大声で泣ければいいのにね
孤独を噛み締めながら
朝が来ないことを祈る
目覚めても死へのカウントダウンは止まらない
生きていたいという願望
希死念慮は消えてしまった

過ちは死を持って償え
心の声はそう言っている
命を軽んじた行為は赦されるはずもなく
それでも生きていたいと悪足掻きをする
逃げ道はないのか

謝罪の言葉は空しく
言い訳にしか聞こえない
誰かに罪をなすりつけても
自分自身を騙せない
カウントダウンは止まらない
死神が鎌を振り下ろす


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