仮説/梅昆布茶
 
ぼくたちはいつも何処かに落ち着こうと

ぼくたちはいつも誰かに愛される為に
莫大なエネルギーをつかいながらも

それでも
せめて自分だけでも保持しようとしている


腸内フローラと循環器と脳に管轄されながらも
ふわふわした個体を必死で管理している

神のつくりものにすぎないかあるいは
アミーバの感覚器官の進化論的敷延にすぎなくて

希望への仮説はたくさんのこされている
それは個人と希望の連携あるいは
一本のギター

あるいはきみの一編の詩













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