君の中で清らかに静かに燃えている、そのリアル/ジム・プリマス
 
天球は精神と繋がり
地球は身体と繋がり
刹那に感じる
身体を駆け巡る
その波動が
眉間から生じる
紫のオーラが
全方位に向かって放たれる
無限の意識が
森羅万象の宇宙に溶けてゆく
そこには確かなリアルがある
そのリアルは
僕の目の前に立ちふさがる
人間性を否定するすべての輩達
彼等が抱えている底知れぬ悪意
その悪意の背後に
膿のように蓄積されている
真っ黒な虚無の深淵を
切り裂く金色の光になる
恐れずに前に進もう
時には
ふいに悪意に背中を刺されて
深手を負って膝を折ってしまう
でも幾度も立ち上がってきた
僕の闘いはまだ継続している
君の中で
清らかに静かに燃えている
そのリアル
君は君の抱えている
大切なそのリアルを守るんだ
だけどそのリアルを
いつか僕が深手を負った時には
少し僕に分けて欲しい
闘いの道半ばに膝を折って
前のめりにうつ伏してしまわぬように

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